2005年5月4日(水) 晴

 今回乗船予定の隠岐・島後行のフェリーの乗り場は、境港からさらに7kmほど北の、日本海に面した七類港にある。フェリー乗り場があるメテオプラザに到着すると早速乗船手続きをする。GWではあったが飛び込みでもチケットを購入することが出来てほっとした。出発は9:00とのことである。すでに着岸しているフェリーを見ると、航行時間が2時間余りの船にしては外海を渡るための大きなものである。このフェリーが隠岐の生活を支える生命線であることを感じさせるものであった。

 8:30頃にフェリーに乗り込む。バイクは私以外に2・3台程度であった。早速2等船室の隅の方に席を陣取り寝床の確保をする。間もなくするとフェリーが出港した。前日から夜通し走り続けていたので、出港後間もなく眠ってしまった。11:00頃に間もなく到着の旨が船内放送で流れた。11:20到着のことである。間もなく隠岐・島後の西郷港にフェリーが入港した。入港後、フェリーからバイクを下ろし、隠岐への初上陸を果たした。

 上陸後、早速今晩の宿を探すことにした。幸いなことに西郷港の近くのビジネスホテルにチェックインすることが出来たため、ホテルに荷物を置き、島巡りに出発することにした。しかしながら朝から食事をまともに取っていなかったので、島巡りの前に食事をするところを探した。ホテルの人に聞くと、ホテルの近くの和食を出す店を薦められたのでそこに行くことにした。店に入りセットを注文する。出てきたのは天ぷら・隠岐そばのセットであった。高級な感じであったががつがつと食してしまった。

 食事後、島の東半分を反時計回りで廻ることにした。県道47号線→国道485号線ルートを通ることにした。海岸線沿いの道は非常に眺めが良い快適なルートである。途中浄土ヶ浦に立ち寄り海岸にて記念撮影をした。天気も良く気分が洗われる。昨日まで都会にいたのが嘘のような感じである。

 浄土ヶ浦の次は、大峯山にある風力発電を訪れることにした。山頂までのワインディングを上りきると車両行き止まりとなり、そこからは徒歩となる。風力発電の巨大風車が遠くに見えた。山頂付近は牧草地帯でしばらく歩くと牛が所々で寝そべっている。牧歌的な風景である。ようやく風車の前に到着して記念撮影をする。牛と一緒に写真を撮ろうとしたが怪訝そうな顔をされたので牛だけを撮影して大峯山を後にした。

 大峯山の後は、隠岐名物の牛突きを見るためにモーモードームに向かうことにした。途中かぶら杉にて記念撮影をして、16:00前に到着した 牛突きは定期的に開催されているとのことだが、本場所?は年に数回しか開かれていない。今年の春場所は5/4開催であったのでこの時期に隠岐を訪れていた私は非常にラッキーであった。入場料1500円を払いドームの中に入った。16:30頃になりいよいよ牛突きが始まった。体重1tほどある大きな和牛同士の突き合いは非常に迫力があった。取り組みが進むにつれ、ついに横綱の登場となった。横綱の四股名は「隠岐の島」であった。

 全取り組みが終わった後、隠岐国分寺・銚子ダムに立ち寄り、白鳥海岸にて夕日を記念撮影した後、隠岐唯一の温泉「隠岐温泉GOKA」にて旅の疲れを取った。外に出ると日がすっかり暮れていたのでホテルに戻ることにした。宿に帰ってきたのは20:00頃であった。ホテルに戻った後、ホテルの建物の2階にある食事処で刺身定食を食した。新鮮な島の刺身を食することが出来満足であった。食事の後、西郷の町を歩いたが島の夜は早く、開いている店もまばらであったので、ホテルに戻り就寝した。

 

 

 

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