2005年9月25(日) 晴

 朝は7:00に起床した。この日は19:00新門司港発の大阪南港行きのフェリーに乗船する予定なので、それまで十分時間があった。よって、この日は久留米→別府→国東半島というルートで門司港に向かうことにした。朝は9:00前にホテルを出発し、千代ICから福岡高速2号線→九州道に乗り久留米ICで降りた。まずはJR久留米駅にて記念撮影をした後、国道210号線沿いにあるラーメン屋「大龍」に立ち寄った。ここはツーリングマップルにて、地元で人気のラーメン店と紹介されている。開店が11:00であったので少し待ち、開店と同時に店に入りラーメンを注文した。出てきたラーメンはいわゆる久留米ラーメンであり、麺は少し太めであった。ラーメンを食したあと、しばらく国道210号線を東へ走り杷木ICから大分道に乗り別府を目指した。  

 

 別府までの道は交通量も少なく、快適に距離を伸ばすことが出来た。別府には13:00頃に到着した。駅前で記念撮影をした後、駅前高等温泉に入ることにした。ここは別府の公共温泉の中でも伝統のあるところである。早速100円を支払い風呂に浸かった。朝から走りっぱなしであったので疲れが癒された。しばらく風呂に浸かった後、国東半島方面に向け国道213号線を北に向かった。

 国東半島は仏教に関する史跡が数多くあることで有名である。特に国東塔と呼ばれている石造りの仏塔と断崖に彫られた石仏は教科書にも紹介されていて有名である。まずはその国東塔がある寺のひとつである両子寺に立ち寄ることにした。国道213号線から県道29号線に入りしばらく走り、15:00頃に到着した。両子寺は天台宗の寺院であり、国東塔の他にも山門にある仁王像などで有名である。寺の中をいろいろと見て周り、国東塔や仁王像の前で記念撮影をしたあと、次の史跡の富貴寺に向かうことにした。富貴寺は九州最古の木造建築である本堂があり、国宝にも指定されている。県道29号線→県道655号線を通り、16:00頃に到着した。すぐに山門に行き、入場しようとするとちょうど閉門直前であった。しかしながら何とか入れてもらい、中を見学することが出来た。

  富貴寺の次は有名な熊野磨崖仏に向かった。富貴寺から県道655号線を通り10分ほどでふもとの駐車場に到着した。ここから磨崖仏までは歩いて15〜20分ほどの山道を歩かなければならない。フェリーの時間も迫っていることもあり、駆け足で山道を登り10分ほどで磨崖仏に到着した。磨崖仏が彫られた時期は不明であるが、12世紀の文献にはすでに出てくるので、それ以前に彫られたことは間違いないとのことである。磨崖仏は大日如来像と不動明王像の2体を初めとしたいくつかの石仏で構成されている。しばらくその勇壮な姿を眺めた後、門司港へ向けて出発した。

 門司港へは国道10号線をひたすら北上した。磨崖仏を出発したのが17:00過ぎであったので、途中椎田で有料道路の椎田道路を通り時間を短縮しながら道を急いだ。椎田道路→国道10号線に再び合流し、さらに県道25号線に入って出港30分前の18:30に新門司港に到着した。その後チケットを購入してフェリーに乗り込み、食事を取ったあと2等客室にて就寝した。

  

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