2005年9月24(土) 曇のち晴

 朝は7:30に起床した。今日は島を北上して比田勝を目指すことにした。まずは和多都美神社に向かった。国道382号線を昨日とは逆に北に向かい、途中で県道232号線に入って、9:00過ぎに神社に到着した。和多都美神社は彦火火出尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を祭る海神であり、鳥居が海中にそびえ立つ姿が厳かであり幻想的でもある。朝早いということもあり、人一人居ない中での幻想的な鳥居の姿を暫し眺めていた。

 和多都美神社を後にして国道382号線に戻り、今度は県道39号線に入って北へ向かった。沿線の漁港は離島の漁村の雰囲気を醸し出していた。途中対馬領主の宋氏が厳原に移るまでの拠点とされた円通寺に立ち寄り記念撮影をして、さらに北上した。県道39号線は所々でトンネルを開通させるなど線形改良がなされており、距離を伸ばすことができた。そうしているうちに10:00頃に琴の大銀杏に到着した。琴の大銀杏は樹齢1500年といわれる日本最古の銀杏ということである。そばによるとその幹の太さに圧巻された。

 さらに北上して県道39号線→県道178号線→国道382号線に戻り、上県に立ち寄ったあと、昼前に比田勝に到着した。14:00のフェリー出港時間までまだ時間があり、対馬の温泉に入ってみたくなったので、三宇田海水浴場の近くにある「上対馬温泉 渚の湯」に立ち寄ることにした。ここは最近出来た施設のようであり中もきれいであった。早速展望風呂に入り、ガラス越しに広がる対馬海峡の水平線を眺めた。さらに露天風呂にてもっと間近に水平線を眺めながらくつろいだ。

 温泉と水平線の展望を堪能したあと、再び比田勝に戻った。まだ出港時間まで時間があったので最後に網代の漣痕に立ち寄り記念撮影をした。そうしているうちに出港時間が迫ってきたので港に戻り、チケットを購入してフェリーに乗り込んだ。乗客は私が確認した限りでは10人くらいであり、昨日通りがかった厳原港から出港のフェリーに比べ随分とさびしい感がした。玄界灘は波が荒く、フェリーは左右に相当ゆれて立っているのも困難な状況であった。しばし荒れる海を眺めたあと船内に戻り仮眠を取っていると19:20に博多港へ到着した。バイクを船から下ろすと、対馬との雰囲気の違いに本土に戻ってきたということを実感した。

 博多に戻るとビジネスホテル風のサウナにチェックインして、中洲に繰り出した。中洲にて行列の出来ていた長浜ラーメンの屋台を見つけた。そこに20分ほど並び長浜ラーメンを食し、その後サウナにもどり施設内のさまざまな風呂・サウナを堪能した後就寝した。

 

 

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