2007年12月29日(土) 天候 雨時々曇時々晴

 今年も年末がやってきた。いつもの年では年末に郷里の大阪で同窓会に参加した後は特に予定もなくぶらぶらとしていたが、今年は1/4を有給休暇とすれば合わせて9連休が取得できるということもあり、今までGWくらいしか出来なかったロングツーリングを敢行することにした。目的地は普段行けない遠方であるが、北海道はこの季節は無理であるし(一部の方々は敢行しているらしいが・・・)、韓国も大陸性気候で相当冷え込みそうであるので候補からはずした。そこでふと日本地図を見ると、私が47都道府県で最後まで到達していなかった「沖縄」が目に飛び込んできた。普段のツーリングではとても行くことの出来ないところではあるが、今回の休暇を利用すれば十分に行くことができる。それにこの季節の沖縄は本土と違い暖かくて過ごしやすそうというのも私にとって魅力であった。(これは後で裏切られるのであるが・・・)

 沖縄まではもちろんフェリーで行くことになるのだが、私の住んでいる愛知県から行くのであれば名古屋→大阪→那覇(沖縄本島)→宮古島→石垣島→台湾のフェリー(有村産業)があるが、12/26に名古屋を出港した後は年末年始の出港はないので諦めた。次に大阪南港発の大阪→奄美大島→徳之島→沖永良部島→与論島→那覇(マルエーフェリー)のフェリーもチェックしたが、これも12/26に出港した後は年末年始の出港はない。よって、鹿児島→奄美大島→徳之島→沖永良部島→与論島→本部(沖縄本島)→那覇(沖縄本島)のフェリーであればマルエーフェリーとマリックスラインの2会社が交互に毎日運行しているということもあったので、鹿児島までバイクを持ち込み鹿児島から沖縄本島は那覇を目指すことにした。

 しかしながら私にはひとつ課題があった。休暇初日の12/29は毎年行われている同窓会が大阪であるため、12/29の夜は大阪で過ごすことになる。しかも当然ながら飲酒するため、バイクの運転が出来るのは早くて12/30の朝になり、手続き等を考えると12/30の鹿児島新港18:00発のフェリーに間に合わない。私としては1日でも長く沖縄に滞在したいため、思い切って次の方策に踏み切った。

 今年も12/28に仕事納めを終え自宅で出発準備をしていたが、外は雨が降り続いていた。準備を終わった後睡眠をとり、12/29の朝目覚めても雨が降り続いていた。しばらく様子を見ていたら10:30頃に雨が止んだので愛知県の自宅を出発した。最寄りのICから名神を大阪方面に行き、西宮ICで阪神高速神戸3号線に乗り換え、向かったのは六甲アイランドのフェリーターミナルであった。14:00頃にフェリーターミナルに到着した後、阪九フェリーに門司新港までのバイクの無人航送を依頼した。5600+500+560=6650円である。バイク(荷物込み)を九州の門司新港まで無人航送して、私は夜行バスで小倉経由で門司新港まで行き、門司新港でバイクと合流してそのまま鹿児島まで目指す方法を選択したのであった。

 バイクを阪九フェリーに預け、一旦実家に戻り犬と遊んだ後、同窓会に出席するため18:00に梅田へ行った。2次会まで出席した後、梅田の駅前第4ビル前に待機していた23:00発の小倉・博多行きの夜行バス(ソリッドライナー 7300円)に乗り込んだ。バスに乗り込んだ後、酔いもまわったこともありすぐに熟睡した。

(走行距離:213.2km)

 

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