2008年8月16日(土) 天候 晴

 朝は7:00頃に起床した。今日は10:50発の台北経由で日本へ戻る予定であった。外国ということもあるので、出発2時間前までには空港にたどり着きたかったので、ホテルを8:00頃に出発し、ベンタインバスターミナルに向かった。

 ホテルから出ると、ツアーバスに混じって、空港へ向かう旅行会社のワゴンバスが何台も止まっていた。しかし料金が6ドル程度必要ということであるので、私は路線バスを選択した。ベトナム到着初日にも利用したが、バスの料金は3千ドンであり、他の交通機関と比べ桁違いに割安である。空港までの時間も市街地から30分ほどであるため、タクシーや旅行会社のバスと大差がない。ベンタインバスターミナルに到着してしばらく待っていると、初日にも乗車した152系統のバスがやってきたのですかさず乗車した。時刻は8:20を回っていた。ちなみに私のほかにベンタインバスターミナルから乗車した客はアジア系のバックパッカー2名だけであった。バスは空港へ向け走り出した。路線バスであるため、途中乗客を乗せたり降ろしたりしながら、途中ナムキーコイギア通り沿いのヴィンギエム(永厳)寺を横切りながら、地下鉄工事のため渋滞している道路を走り続け、30分ほど経過した8:50過ぎに空港に到着した。

 カウンターへ向かいチェックインを済ませ、空港のレストランでベトナム最後の食事としてまたしてもフォー(4万ドン)とミルクティー(3万2千ドン)を注文した。さすがに空港のレストランは市街に比べ割高であった。(それでも日本の物価のことを考慮すれば安いといえるが・・・) 食事を終え出国ロビーへと向かった。出国手続きを終え、中華航空CI0682台北行きの搭乗口へ向かった。まだ搭乗手続き開始まで時間があったので土産としてベトナムコーヒー(3.5ドル)とチョコレート(4.5ドル)を購入した。搭乗口からは昨日利用したのと同型のベトナム航空の飛行機が確認できた。搭乗時間となったので飛行機に乗り込んだ。飛行機は定刻どおり10:50分にホーチミンを飛び立った。しばらくして機内食の時間となったので肉料理を頼んだ。ちょうど昼食の時間であったのですばやく食した。その後ゲームなどをして過ごし、予定通り15:15過ぎ(現地時間)に台北は桃園国際空港に到着した。

 トランジットの手荷物検査を受け、中華航空CI0150名古屋行きの搭乗口に向かい一休みした。特にすることもないので、免税店を冷やかして、梅干(120元)を購入した。その後搭乗口でくつろいだりしていたら、出発時間の16:20が迫ってきたので搭乗手続きをして機内に乗り込んだ。この機内も行きと同様に満席状態であった。定刻どおり16:20に飛行機は名古屋に向け離陸した。しばらくすると機内食の時間となったので今度は魚料理を頼んだ。行きと同じようなパターンの食事となってしまった。食事を終え仮眠しているうちに予定通り20:05過ぎに中部国際空港に到着した。入国手続きを済ませ、レンタル携帯を返却して、名鉄特急ミュースカイに乗り、22:00頃地元に到着した。

 今回のベトナムツーリングは、バイクの連続レンタルが困難と思われたが何とか3日連続でレンタル(トータルは4日間)することが出来たこともあり成功といえる。道路については、幹線道路は舗装されており走りやすかったが、標識が少ないこと(社会主義のスローガンは数多く見かけてたが・・・)、地方道は維持補修が行き届いておらず走りにくかったことが印象的であった。また、ベトナムの人々は親切な人もいるが、日本人等ツーリストに対してカモにしようという輩も多いので、神経を使う一面もあった。それにめげてはベトナムをツーリングすることなど出来ないので、そういう輩を見極めながらベトナムを堪能する術を身に付けることが肝要だと実感した。ベトナムは思ったより広く、まだまだ回りきれていない見所が多くあるので、機会があればまたバイクで見所をツーリングしてみたい。【完】 

TOPへ

8/15へ