2009年4月29日(水) 天候 晴

 今年もGWがやってきた。2006年から海外ツーリングを始めたが、行った事のない国でツーリングをしたいと思い、バイクがレンタルできそうな国を探したところ、インドネシアがレンタカー・レンタルバイク共に利用が盛んであるというらしいので、すかさずインドネシアに行先を決定した。4/30・31日と5/7日を有休として何とか強引に9連休を確保したので、いつものように直前(今回はGW5日前)に毎回お世話になっている旅行会社にチケットを手配してもらった。この時期にしては格安のものであった。(なぜ格安かは後でわかるが・・・) 私は4月に愛知県から神奈川県に転居してきたので、便が取りやすい成田発の飛行機が利用しやすくなったのはラッキーであった。行先はインドネシア最大の人口を抱えるジャワ島である。ジャワ島は世界遺産が数多くあり、また面積も11万平方kmあるので、ツーリングには申し分ないと考えたからである。28日に仕事を終え、リュックを購入してから帰宅し急いで旅の準備に取り掛かった。夜中に何とか準備も整い就寝した。

 出発当日(4/29)は9:40発の成田発の飛行機に乗るために、5:00過ぎに起きて自宅を出発した。自宅から東急で渋谷まで向かい、渋谷から成田エキスプレスで成田まで向かった。さすがにGWだけあって満席であった。成田エクスプレスは8:00前に成田空港に到着した。空港到着後、チケットカウンターにて中華航空CI0107の搭乗手続きを済ませた。この日は連休初日ということもあり空港は賑わっていた。搭乗時間まであまり時間がなかったので、出国手続きを行い円をドルとルピーに両替した。食後については今回も機内食が出るであろうと予想されたので我慢した。そうこうしているうちに時間も迫ってきたので搭乗口へ向かった。飛行機は時間通り9:40に離陸した。機内食の時間となりお馴染みとなった機内食を食し、その後ゲームなどをして過ごし、予定通りまずは12:10(現地時間)に台北は桃園国際空港に到着した。

 トランジットの審査を素早く終え、次の便(CI0679)の搭乗口に向かった。行先掲示板を見たときに、ジャカルタ行きが見当たらないのでおかしいなと思いよく見ると、CI0679便の行先が香港/ジャカルタと文字が交互に表示されていた。ようやく今回のチケットが格安である理由が理解できた。今回のチケットは成田→台北→ジャカルタのつもりだったが、台北→ジャカルタの途中で香港に再度トランジットするルートだったのだ。まあ安いから仕方ないと諦め、時間となったのでCI0679便に乗り込んだ。予定通り13:50(現地時間)に台北を離陸した。機内食の時間となり、2度目の機内食を食し、その後またゲームなどをして過ごし、予定通り15:35(現地時間)に香港は香港国際空港に到着した。

 2度目のトランジットの審査も素早く終え、次の便(便名は同じCI0679)の搭乗口に向かった。香港国際空港は香港返還翌年の1998年に開港した空港で、昨年(2008年)の顧客満足1位を獲得している広々とした空港である。しかし物が高価なので何も購入しなかった。そうこうしているうちに時間となったのでCI0679便に乗り込んだ。予定通り16:35(現地時間)に香港を離陸した。機内食の時間となり、3度目の機内食も律儀に食しすっかり満腹となり、その後またまたゲームなどをして過ごし、予定通り20:20(現地時間)にジャカルタはスカルノ・ハッタ国際空港に到着した。

 飛行機を降りて入国審査を受ける前に、まずはビザを取得しなければならなかった。インドネシアでは2004年から日本人はビザを取得しなければ入国できないことになった。テロ等の影響だろうか。ビザ発行カウンターで料金(7日を越えて30日以内はUS25ドル)を支払い、入国審査を通過した。預けている荷物も無いのですぐさま税関に向かい、素早く通り抜けて無事入国した。日本での両替金額では不安なので空港内で再度ルピーに両替した。空港内ではタクシーの運転手の熱烈歓迎(客引き)に遭遇したが無視して、エアポートバス(20千ルピー)に乗り込んだ。バスはジャカルタの高速道路を通り、22:00前にガンビル駅西口前に到着した。

 ガンビル駅西口から鉄道高架橋沿いを歩いて15分ほどでバックパッカーが集うジャラン・ジャクサに界隈に到着した。早速宿を探し始めたが、最初に目星をつけていた宿は満室であったので、チプタホテル(400千ルピー)を今夜の宿とした。少し高めであったが、ホットシャワーを浴びたかったこと、23:00前になっていてこれ以上宿を探すのに疲れ果てていたこともあり決めてしまった。

 宿に荷物を置いて、早速食事に出かけることにした。ホテルの前の通りを西へ歩いていくと、ガイドブックで紹介されていた「JAYA AGUNG」を見つけた。店の前を通るとサテ・アヤン(焼き鳥)の焼くにおいが食欲をそそったので、つられて店に入ってしまった。席に座りサテ・アヤン5本(1本1。4千ルピー×5)とソト・マドゥラ(牛肉入りスープ 13千ルピー)を注文した。料理がやってきて食そうとしたところ、私の席の横が急に騒がしくなった。横を見るとカメラマンがサテ・アヤンを食す女性を撮影していた。地元TVの取材?らしかった。この店は地元でも結構有名店なのかもしれない。機内食以来何も食していなかったのでおいしく食した。しばらく店でまったりした後、ホテルに戻りシャワーを浴びて1:00前には就寝した。

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