2010年9月26日(日) 晴

 朝は5:40前に起床した。甲板に出ると、朝日が水平線から昇るところであった。フェリーはすでに東京湾内に入っているようであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京タワーやアクアライン連絡橋・換気塔、羽田空港や東京スカイツリーを確認することが出来た。

 そして有明埠頭に入港する段階で、東京ゲートブリッジをぐぐった。

かなりの迫力であった。東京ゲートブリッジは、東京湾臨海道路の一部を成す全長2,618mのトラス橋であり、航空機の飛行ルートによる高さ制約と、大型船舶が航行可能な桁下の高さを確保するため、トラス橋が採用されたとのことである。建設中のゲートブリッジの下を船でくぐると言うのはなかなか経験できるものではない。得した気分になった。

 フェリーは8:00過ぎに有明埠頭に着岸した。ようやく長い船旅が終わった。台風の影響で1日入港が遅れたため、61時間の船旅となった。

 

船を降りて空を眺めると、直前まで台風が近づいていたとは思えない快晴であった。慣れ親しんだフェリーをバックに記念撮影をして、首都高速→東名を経て自宅に戻った。

 

 今回の奄美大島ツーリングは、船でしか行けないため、島に滞在できたのは全工程の半分ほどであったが、大きい割りにはあまり有名で無い島の魅力を満喫することが出来た。手付かずの自然も多く、食事もうまいこの島の観光がもっと振興されればと思った。【完】

【走行距離:31.3km】

(追記)私がツーリングを敢行した翌月の10月に、奄美大島が豪雨に襲われ、多大な被害が発生しました。私が訪れたところも被害が甚大であり心が痛みました。今でも被害が残っているようであり、またこの後も豪雨に襲われているようなので、一日も早い復興を望みます。 

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