2006年5月6日(土) 天候 雨

 朝は6:00頃に目覚めた。宿の内湯は朝5:30から開いているので入ることにした。宿泊客は無料なのがうれしい。(有料のところも多い) 風呂に入りくつろいだ後、出発の準備をした。外は雨なのでレインウェアーを着込み、荷物にビニールなどカバーをして防水対策を施した。バイクを屋内に入れさせてもらっていたので、準備については問題なく完了した。昨日バイクの件でお世話になったご主人にお礼を言ったあと、7:30頃出発した。

 今日の行程は海印寺も考えたが、雨の中での寺周りもどうかと思い、日本でも歌で有名になった珍島に向かうことにした。国道4号線→国道23号線→国道1号線を通り、まずは木浦へ立ち寄ることにした。雨は一向に降り止む様子はなくむしろ激しくなってきた。ガソリンを1回補給した以外はひたすら走り続けて、木浦に到着したのは12:30頃であった。木浦駅で記念撮影した後、珍島について駅のインフォメーションに尋ねると、海割れはあるそうだと言われた。天気が天気だけに半信半疑ではあったが、ここまで来たからには行かずに引き返すわけには行かないと思い、珍島に向けて出発することにした。

 国道2号線→国道13号線→国道18号線を通り、珍島大橋を渡った。この珍島大橋が1984年に完成して本土と陸続きになったので、島という実感が沸かなかった。珍島の回洞に到着したのは14:30頃であった。木浦からは意外と遠く、また珍島自体も大きな島だったので思ったよりも時間がかかってしまった。ちなみに、珍島の面積は約430km2であり、種子島(約445km2)よりも少し小さいが、横浜市(約437km2)と同じくらいの面積であり、それなりの面積を有している。

 

 

 

  有名な海割れについては春頃がピークだと聞いていたが、生憎の雨であり見ることが出来なかったので、ポンおばあさんの像の前で記念撮影だけをした。次は必ず海割れを見るという目標が出来てしまった。また、記念撮影をしていると犬が2匹歩いてきた。これが珍島特産の珍島犬かどうかは分からなかった。

 回洞にしばらく留まった後、今夜の宿泊地を慶尚南道の晋州と決め15:30頃に回洞を出発した。海岸線の様子を見ると、潮が引いていて、明らかに干潮のようであった。天候が良ければ海割れを見ることが出来たかもしれないという思いを振り切りながら走った。途中珍島大橋で記念撮影をした後、国道18号線→国道13号線→国道2号線を東方面に向かった。

 走り続けていると周りはすっかり暗くなり、疲労もピークになってきた。時刻も19:00を回っていたこともあり、最寄の宿泊施設がありそうな街を目指した。国道2号線をさらに走ると、何やら大きな工業地帯に突入した。地図で調べると、高陽という比較的大きそうな街であることが分かった。すっかり疲れ切っていたので、高陽で宿泊することにした。国道2号線からバスターミナル方面に右折すると、繁華街のようであった。これならホテルもたくさんあるだろうと少し探すと、モーテル街を見つけた。すかさず泊まりなれたモーテルにチェックインした。時刻は20:00を回っていた。部屋は今まで宿泊したどのモーテルよりもラブホテルっぽかった。荷物を置き街中に出た。この日はずっとバイクに乗り続けて本当に疲れていたので食事を取った後すぐに就寝した。

(走行距離:595.1km)

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