2010年9月22日(水) 晴

 朝は6:00前に起床した。荷造りをして6:30過ぎにホテルを出発した。すぐ地近くの港に行き、7:00発のフェリーに乗船した。料金は人間+バイク=350+530=880円である。

 

 

船は予定通り7:00に出発した。

 

朝の大島海峡は波もほとんど無く穏やかなものであった。

船は予定通り7:25に加計呂麻島は瀬相に到着した。フェリーを降りると、バスが何台も待っていた。港から各地へ向かうのであろう。

 フェリーを降りて早速加計呂麻島を周ることにした。まずは加計呂麻トンネルを抜け、於斉に到着した。加計呂麻島は「男はつらいよ」最終作でロケ地となったが、ここ於斉もロケ地のひとつとなった。ロケに使われたと言うガジュマルの大木前で記念撮影をしてこの地を後にした。伊子茂湾沿いを走り、内陸を抜け秋徳を通り、さらに諸鈍湾沿いを通り、原生林の中を走り、諸鈍に到着した。大屯神社で記念撮影をした。ここは諸鈍シバヤという国指定重要無形民俗文化財に指定されている伝統芸能があるそうだが、当然この時期は行われていないので、次に向かった。

 

向かった先は、デイゴ並木であった。デイゴ並木は5〜6月頃に花が咲くそうだが、今は時期外れのため残念ながら花は見れなかった。しかし、ここは「男はつらいよ」の最終ロケ地でも重要なポイントである。マドンナのリリーの家がここにあるからであった。リリーの家の前などで記念撮影をして、次に向かった。

 諸鈍林道を通り次に向かったのは、徳浜であった。ここは「男はつらいよ」のロケ地のひとつで、寅次郎のおいの満夫と彼女?の泉が浜に入るシーンが撮影されたところであった。朝9:00過ぎで誰もおらず、ひとりでしばらく海を眺めていた。ライオン岩などを記念撮影をして次に向かった。

 

 

 

 

  次に向かったのは、安脚場であった。ここは旧日本軍の基地跡があり、司令部・弾薬庫などが残されている。バイクで行けるところまで行き、弾薬庫・司令部などを記念撮影した。大島海峡を挟んだ対岸には奄美大島が見えた。この海峡にある古仁屋の港が、日本軍の軍艦の停泊地であったため、日本軍もアメリカ軍もこの海峡を重要視していたのは言うまでも無い。基地が建造されたのも自然の成り行きであっただろう。そのようなことを考えながら次に向かった。

 ここからは県道614号を西に向かった。生間の港でフェリーの時刻を再確認した。引き続き走り続けた。呑之浦トンネルを通ったが、小さな島でこのような立派なトンネルがあるのに感心した。瀬相を通り過ぎ、北西に走り続けた。県道614号のドンつきに11:30頃に到着した。

 

 

 

 

 

 

 

到着したのは、加計呂麻島の北西の端の実久であった。堤防の先端までバイクで乗り込めたので、バイクで乗り込み記念撮影した。それにしても綺麗な海岸であった。アマミブルーがここに極まった感であった。古仁屋港に入港に向かうA-LINEのフェリーを眺めながらしばらく海岸を眺めていた。堤防から浜辺に戻り、砂浜に降りると、シュノーケルを持った女性がいたので、この季節でも泳げるかどうか訪ねると、全く問題なく泳げるとのことだった。気温も高かったので、泳ぐことにした。

 近くにシャワー付の脱衣所があったので、そこで水着に着替え、砂浜に向かった。近くの海の家にTシャツと貴重品などを預かってもらった。砂浜には先ほどの女性が水中メガネとシュノーケルを貸してくれた。海に入ると丁度気持ちよい水温であった。水中にもぐると、砂浜付近のサンゴが白化していたのが少し残念であったが、それでも沖のほうへ向かい再びもぐると、魚が目の前に通り過ぎる光景を目の当たりにした。泳ぎ疲れると海の上に浮かびながら過ごした。久しぶりの海水浴を満喫して砂浜に上がった。砂浜に上がり、貴重品を預かってもらった海の家でカレー(630円)を食した。腹も満足したところで、海の家のおかみさんとシュノーケルを借りた女性にお礼を言い、シャワーを浴びて着替えて、サンゴの石垣を通り過ぎ、実久を後にした。時刻は14:20を過ぎていた。

 実久神社に立ち寄り、実久林道を通り、阿多地でアシャゲ(祭場)をバックに記念撮影をし、嘉入でも記念撮影をしてから内陸に入り、嘉入の滝で記念撮影をした。俵にて県道614号に戻り、生間に向かい走り続けた。本当は瀬相14:40発のフェリーで奄美大島に戻りたかったが、実久海岸でのんびりして間に合いそうに無いので、生間15:55発のフェリーに乗るためであった。寄り道などをしたので、生間に到着したのが15:45頃であった。急いでチケットを購入(人間+バイク=260+530=790円)してフェリーに乗り込んだ。瀬相発より若干安かった。フェリーは予定通りに出港し、20分後の16:15に古仁屋港に到着した。

 フェリーを降りて記念撮影をして、国道58号を北上した。途中国道を離れ、嘉徳という集落に立ち寄った。

 

 

ここは歌手の元ちとせの出身地で一躍有名になったところである。彼女が通ったであろう小学校などに立ち寄りしばらく過ごし、17:30頃に嘉徳を後にした。

 国道58号に戻り再び北上した。途中でマングローブ原生林が見渡せる高台があったので立ち寄った。このマングローブ原生林は、住用のマングローブ原生林で、日本最大規模とのことである。マングローブがうっそうと茂る様子は圧巻であった。しばらく原生林を眺めたあと、道の駅奄美大島住用に立ち寄った。時刻も18:00を過ぎていたので店などは営業していなかったので、すぐに出発した。

 名瀬の市街地に入ると、みちのしまループ橋が見えたので、記念撮影をして、宿に到着した。今夜の宿は、古仁屋に向かうフェリー内であらかじめ携帯で予約した「ホテルウェストコート奄美」(じゃらん割引で5300円)であった。荷物を降ろし、街中に繰り出した。

 今夜は奄美名物である鶏飯を食すため、タウン情報誌に掲載されていた、焼鳥屋・島料理「てっちゃん」に入った。席に座り、鶏飯+焼酎(れんと)=950+550=1500円を注文した。タウン情報誌を持っていたので、パパイヤのつけものがおまけについてきた。出てきた鶏飯にスープをかけて早速食した。あっさりしてうまかった。焼酎も引っ掛けたところで酔いもまわってきたので、支払いを済ませ店を出た。店を出た後しばらく市街地を徘徊した。やはり名瀬は島の中では飛びぬけて規模が大きい。パチンコ店や商店街もある。横浜ベイスターズのキャンプ地にもなっているようであった。酔いも回って歩くのも疲れてきたので、23:30頃にホテルに戻り就寝した。 

  【走行距離:172.4km】

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